しまむらかずお&カノンズSP ソング・リスト
「この曲って、どんなんだっけ」 というあなたに・・・ しまむらかずおが自ら語る40曲
その① 「あ行」
1. あかね雲に囲まれて
♪旅の果てに辿りついた 岬から見る海は…。
誰だって一度や二度、前に進めなくなって立ち止まることがあり、そっと来た道を振り返るときがありますよね。この曲は以前、コンサートのタイトルにもなった曲ですが、私にしては珍しく、ちょっと後ろ向き? でも、もしも昔にさかのぼれたら、「ありがとう」も「ごめんなさい」も言いたい私です。
2. あじさいの詩
♪心変わりなんて してはいないわ…。
川のほとりに咲くあじさいをモチーフに、いちずな女性の切ない思いを描いた曲。今年5月の新作ですが、すでに名曲との声も高い…なんてね。
3. あなたに会うたび思うこと
♪あなたに会うたび思うことは…。
人生の先輩の生きざまを聞き、その優しい笑顔にふれたとき、そんな素敵な年の取り方をしてみたいなあ、なんて思うことがあります。もちろん私はまだまだです。それでもせめて、すぐ近くの人にだけでも、優しくありたいと思うのです。
4. 雨があがれば
♪雨があがれば 空も開けて…。
在宅ホスピス全国大会のテーマソングとなった歌。生命の営みの普遍性を雨に例えて、川から海へまた雨に、と歌います。リズミカルで元気になる歌です。
5. あんたの腕のジルバ
♪離れたくはないのよ 今夜だけはこのままで…。
バンド「ぐうぴいぱあ」の時代から親しまれている曲。アップテンポの賑やかな曲に、強がりを言いながらも可愛い女性のセリフが乗っかる楽しい曲。コンサートでは、間奏でパート別のソロも楽しんでもらっています。
6. 歌え!クルック
♪歌が好き 大空流れる雲が好き…。可愛い女の子たちが元気に踊りながら歌う歌です。ピアノを贈る運動のPR隊としておなじみの「クルック・ソングメイツ」のテーマソングとして生まれた曲です。実はこの振付は、彼女たちの成長に合わせて最初とは違っています。お気づきでしょうか。
7. 笑顔のタネ~宮城の子どもたちからのメッセージ~
♪春の花咲くころ はるか東の空から…。宮城の幼稚園から届いたピアノのお礼状には、朝顔のタネがいっぱい同封されていました。「あなたの町で育ててください」との添え書き。私たちは「笑顔のタネを育てよう」と配って育ててもらいました。そのプロジェクトのテーマソングです。ゆるやかな優しい三拍子の曲です。
8. おじいちゃん(ソロ)
♪僕が小学校2年のころは…。で始まる9分を超える曲。もう36年も歌い続けています。「CDになぜ入ってないのか」とよく尋ねられますが、ライブ専用の曲として大切にしています。
9. 遅すぎた子守歌
♪ねんねんころり ねんころり…。
幼い我が子を亡くしてしまった父親の嘆きの歌。いったい誰に文句をいえばいいのかとの怒りとやり場のない悲しさを胸に、「なぜ死んだ」ではなく、「なんで生きてはくれなんだ」と叫ぶ…もう30年以上も前に、小さな子どもの自殺が相次いだころに生まれた曲ですが、今もこの歌を歌い続けねばならないことが哀しいです。