エッセイ・コーナー  KAZUOは要りませんか?

しまむらかずおが描くつれづれ(その12)  第55話~第60話

55-56
60-月光

 

第60話 「月光」  by しまむらかずお

 

 

「月光」…ベートーヴェンのピアノ・ソナタのことではなく、

鬼束ちひろの歌でもない。

単に、月の光のことを書いてみたい。

 

パソコンの室内作業に嫌気がさしたので、

ふっと外へ出てみた。

少し赤みがかった玄関灯。すぐ近くの外灯は白くまぶしい。

秋雨前線が停滞していると、先程の天気予報はそう言っていた。

雲の合間にいくつかの星は見えるが

月は見えない。

 

雲に隠れているのかなあ、と

やや明るいほうの空を見つめたが

どうやらそこに月はない。

 

雲さえなければ星は見える。

星は常に空にある。

それと同じように月も空にあるように思っていた。

あれっ? 月がない日ってあるのかな? と、ふいに思った。

 

そう言えば、「月の出」とか、「月の入り」とかいうよなあ。

そうか、月だって、日の出や日没のように出入りするのかあ。

今日はお休み?

何だか月のない夜空は淋しい。

 

「てめー、いい加減にしろよ」と悪党がほざき、

「月夜ばかりじぉねえぞ」と、去り際の脅しの捨てゼリフ。

それは月のない夜というより、月が見えない暗い夜という解釈だった。

月の出ない日?…調べてみたら、

なんと、一カ月に一度ほど、月が出ない日があるらしい。

さらに詳しく調べてみた。

やっぱり今日がその日だった。

 

昨日の月の出は、23時19分

今日の月の出は、日付けをまたいだ、明日の0時10分となっている。

そうなんだ…新しいことを発見した子どものように、ちょっと嬉しい。

 

それにしても、夕方に出たばっかりの月って

やたらとデカクない?

空に上がってしまうと、小さく遠くなるけれど。

 

その昔、小学生の頃、そのことを不思議に思って誰かに聞いた。

すると、それは目の錯覚だよと言って

これで見てごらんと、5円玉を出して来た。

五円玉を持って、手を伸ばして、その穴の部分に月を入れろ、と言うのだ。

天空高い月は、その穴に収まるとは思えたが、

夕方の月は、収まりそうない、そう思った。

次の日、もちろんやってみた。

不思議にも、あの大きなお月さまは、

小さな5円玉の穴の中に見事に収まった。

 

「月には不思議な力がある」…そのセリフで始まるお芝居がある。

「ミスター・ムーンライト」がそれである。

「月光旅人」と添え書きされたその戯曲は成井豊の作品で、

我が「劇団Kちゃんねる」の第9回公演の演目だった。

 

当時の公演チラシの「あらすじ」には、こう書いている。

…図書館司書の鹿島は今日も遅刻。

館長の利根川や同僚のあかりを困らせている。

作家志望の彼はどうやら今日も寝不足らしい。

風邪ぎみで早退した彼はその夜、大学の助教授、結城の家にいた。

妻の都に語りかける彼の言葉はなぜか女言葉。

連続窃盗犯を追っていた刑事の石岡と竜ケ崎は、

そんな鹿島を疑い、警察に連行するのだった。

月の光に照らされて毎夜不思議な行動をとる男の周りで、

昔の事件がよみがえってくる…。

 

どう? 面白そうだろ?

9月12日の土曜日、上映だから、

メフイスト・フェレスに来てみてくださいね。

…いかんいかん、宣伝になっとる。

 

話を戻そう。

そうそう「月光」だったなあ。

「月光」…とくれば、やっぱり「仮面」だろう。

 

♪ゲッコーカメンのオジさんは、セイギの味方よ良い人よ

ハヤテのように現れて、ハヤテのように去ってゆく…。

「セイギ」の意味もロクに分からず、「ハヤテ」の漢字も知らないまま、

風呂敷を首に巻いて、駄菓子屋で買ったサングラスをかけて、

手作りのピストルを片手に、走り回ってたボクたち。

 

家にまだテレビがなかったので、

表通りの散髪屋さんへみんなで行って、ちゃっかりと見せてもらってた。

あの頃は、男ばかりと遊んでいたなあ。

女の子たちは何してたんだろう。

「イッスン」というのがあったなあ。いわゆる「ゴム飛び」。

スカートをパンツの中に押し込んで、輪ゴムをつないだゴムひもを飛ぶ。

子ども心に、ボクも飛びたい、仲間に入りたいと思いつつ、

その姿を横目で見ながら、男どもと遊んでた。

お母ちゃんの声に止められるまで、遊びほうけていたあの日々。

 

今の子どもたちは、どんな遊びをしているのだろう。

そう、ふと思う。

それこそ、夕方の大きな月が出る頃まで

みんなで一緒に遊んでいるとは思えない。

今の子どもは多忙なのだ。

 

ボクらの頃よりも、モノが豊富で

GPSの付いたスマホがあり、

流行りのオモチャも与えられて

いろんなお稽古ごとにも行かせてもらっている。

親たちも一生懸命で、愛情もたっぷりと注がれている。

にもかかわらず、何となく心配が絶えないのはなぜだろう。

世の中のせいだろうか。

それが今の時代というものなのだろうか。

いずれにしても、子どものせいではない。

 

月の直径は、地球の約4分の1だそうだ。

太陽の直径は月の約400倍

それでも月と太陽は、見た目には同じぐらいの大きさに見える。

昔から、お日様、お月様と、「お」も「様」もつけて大切に呼ばれてきた。

「お子様」は、大切にされているだろうか。

ランチの名前だけで終わらないようにと願う。

 

「日」と「月」とを合わせて「明るい」と読むのなら、

「明日」はきっと、明るい日になる筈だ。

文字を作った先人たちも、そう願っていたに違いない。

2015.9.7

 


▼エッセイへのご感想をお書きください。

(注)文章の内容がこの欄にふさわしくない場合には、掲載しない場合があります。ご了承ください。

コメント: 9
  • #9

    ムーン (月曜日, 28 9月 2015 20:51)

    スーパームーン、五円玉を持って外へ出ました。
    大好きな方々も、同じ月を見てるのかしらん。

  • #8

    月のうさぎ -2 (日曜日, 27 9月 2015 18:34)

    綺麗なお月様出ましたね♪
    5円玉を出して・・・
    うん!満足
    (o^^o)

  • #7

    月のうさぎ (水曜日, 16 9月 2015 23:26)

    小さい頃、夜道を歩きながら ふと月を見上げると、
    どこまでもどこまでも月がついてくる様に見えて
    「お月様がついてくる〜」って言ってた事を思い出しました。
    お月様には、不思議がいっぱい。

    大好きな歌に
    ♪星に願いを
    月に祈りを…
    というフレーズがあります。
    明日もいい日になります様に
    祈りながら眠ります。

  • #6

    実香りん (土曜日, 12 9月 2015 14:48)

    お月様ってなんか不思議ですよね~♪癒される♪月のでない日ってあるんですね~。勉強になりました。「ミスタームーンライト」行きたかったな~(T_T)

  • #5

    三人娘 (木曜日, 10 9月 2015 13:35)

    私もお月様は大好きで…
    星の中で一番大きいんだよ〜〜と嘘かほんとか三人娘に話して、眺めていました。

    でも…
    月が出ない新月のときも好き
    お星様が綺麗に見えるのです。

    いろんな想いを抱えて
    夜空を眺めるのが大好きです。


    5円玉…やってみなくては(^^;;

  • #4

    フェアリー (水曜日, 09 9月 2015 23:43)

    “お月様”って不思議ですね。
    こんなに当たり前の様に日々見ているのに まだまだ知らない事があったんだ!
    夕暮れ時ってなんだか寂しくて好きではなかったのですが、お月様を待つ楽しみが出来ました。
    明日は見られるかな?
    明るい月が (*^^*)

    週末は「ミスタームーンライト」を観に行きますね。



  • #3

    ぴあの (火曜日, 08 9月 2015 21:52)

    お月さま、大好きです。
    特に満月。
    月明りを浴びてると、なんだかパワーがもらえそうじゃないですか?

    娘と二人、部屋を暗くして、お月さまを見ていて、
    思わず、しまむらさんの「ムーンライト」をくちずさんだことも。

    ちなみに、次の満月は、9月28日です。

  • #2

    少女A (火曜日, 08 9月 2015 19:52)

    私もお母さんに教えてもらって
    5円玉でみたときびっくりしました。

  • #1

    あっぷる (火曜日, 08 9月 2015 05:35)

    「月光」…、玄関を出るくだりから、なんとなく明暗を意識するエッセイスタート。
    さすがKAZUOさん…なんて思いながら読み進めました。

    地上に近くて大きく見える月と、空のてっぺんで小さく見える月、目の錯覚で同じ大きさとは聞いていたけれど、五円玉で覗いてみたことはなかったです。
    子ども心満載の私、早速に覗いてみるかもです(笑)

    ところで、エッセイにいたるまでのFacebookの大きな月の写真ですが、うさぎさんがいるとは思えない妖しい月光を醸し出していますね。
    その写真や文章から連想する怪しそうな「ミスタームーンライト」、面白そうですね(^^)

    さてさて、9/12の、月の出入り時刻を調べてみようかな。
    明日の明日の明日の明日のケイズシアター、楽しみにしています(^^)

59-ぐうぴいぱあ


第59話 「ぐうぴいぱあ」  by しまむらかずお

  

 

「こんなの出て来た」と言って2枚のCDをいただいた。

古いカセットテープを焼き直したものだった。

「ぐうぴいぱあ・うたの個展」Vol.14。

日付は昭和58年7月14日とあった。

県民文化ホールでのコンサート。

もう33年も前のライブ録音だ。

お蔭で今日1日は、「ぐうぴいぱあ」の日になった。

 

当時のメンバーは

ドラムとベースと、キーボード2人、ギターも2人、

そして私の7人編成。

キャパ500人のグリーンホールで年に2回の

定例コンサートを開いていた。

この翌年、キャパ1500人のオレンジホールに会場を移した。

今から思うと大したもんだ。

毎回満席だったあのお客さんやファンの皆さんは

いったいどこで何してるのでしょうねえ。

 

車でそのCDを聞いた。

「うわーっ」って叫んでしまった。

懐かしい…なんて感じじゃなく、

恥ずかしい…でもない。

何ていうか、やっぱり、「うわーっ」である。

 

若い、つたない、青い、

そして、荒削り…言いようがない。

全部で17曲。

まったく忘れていた曲もいっぱいで、

それもまた、「うわーっ」だった。

「風のように雲のように」のオープニングから、

「すたんど・らいと」「婚約」「電話のあとで」

「素敵なあなたへ」「砂時計」「LAST NIGHT

…ほらね、知らない曲ばかりでしょ。

 

でも、「この頃から歌っていたんだあ」って

ちょっと驚きながら聞いた曲もあった。

「ロンリーナイトららばい」とか、「ファースト・レター」とか

「遅すぎた子守唄」もあり、「あんたの腕のジルバ」も「ブランコ」も。

もちろん「おじいちゃん」もラインナップされていた。

…ほらね、知ってる曲もあるでしょ。

 

今の基礎は、この辺で出来てたんだなあと、

改めて思った次第。

とはいえ、なんとも青いラブ・ソングの多いこと。

詩も曲も、声まで、ウブで可愛い。

でも数えてみれば私は30代半ば。

もうすでに長男も次男もいた。

どんだけ青いねん。

今じゃ、セッタイ歌えまへーん。

が、そんな時代が自分で言うのも変だが、「羨ましい」。

 

あの頃、何考えてたんだろうなあ。

当時の仕事は社会教育。結構忙しかった筈なのにねえ。

家も家族もあったのにねえ。

どーやって曲を作って練習して、

コンサートのチラシやチケットもこしらえてねえ。

どーやってやってたんだろうねえ。

何だか不思議。

 

でも、そういやあ、今も同じことしてるなあ、と思うと

フッと笑ってしまった。

変わんないなあ、オレって。

 

けれども、はっきり言って

今のほうがウマイ!

…ま、そうリキまなくても、当たり前かも。

あの頃はあの頃で精一杯。

でも何だかゆとりがない。

幅がない、味わいがない、沁み込んでこない。

…今、そのすべてがあるのかというと、天にツバですが。

それでも「羨ましい」と思うのは何故だろう。

若さ? 可能性? それとも人気?

そういやあ、今の私にないものばかりかあ?

あ~あ。

 

とはいえ、あの頃に帰りたいなどとは思わない。

せっかくここまで生きて来て

いろんなことを積み重ねて、ようやく今がある。

今更、もう一回やり直せ、なんて、カンベンしてほしい。

今が嫌な訳じゃないし、

けっこう上等だと思って生きておりまする。

 

じゃあ、あの頃にはなくて、今はあるものって何だろう。

じゃあ、あの頃にはあって、今はないものって何だろう。

 

…そうは書いてみたが、この比較、

どちらかの時代を「あり・なし」または、「よし・あし」で判断することになる。

実につまらん比較だなあと思う。

もしも、それが分かったとしても、自分は幸せにならない気がする。

比べてもしょうがないものだと思う。

要は「それぞれ」に、いいものも、悪いものも

必要なものも、要らないものも、足らないものも、余計なものもある。

そういうことだ。

できれば、自分の人生を肯定して生きていたいと思う。

この歳になったから、そう思えるのかもしれない。

 

まるで、タイム・カプセルのように

突然訪れた「ぐうぴいぱあ」の時代。

33年も前の音は、その時の空気をそのまま運んできて、

今を生きている私にいろんな質問を投げかけてきたようだ。

 

その答えは、

「あの頃」があるから、「今」があるということ。

「今」を一生懸命に生きること。

それが「明日」をつくり、またひとつの時代をつくるということ。

そういうことなのだろう。

それはいつになっても変わらない筈だ。

…がんばろっと。

2015.9.5

 


▼エッセイへのご感想をお書きください。

(注)文章の内容がこの欄にふさわしくない場合には、掲載しない場合があります。ご了承ください。

コメント: 5
  • #5

    実香りん (土曜日, 12 9月 2015 14:58)

    あの頃は、若かった。33年前のしまむらさん子供ながらに見た記憶があります。テレビで見たような、あのときもすごかったけど、今はあじがでてより良くなったと思います♪これからも新しいファンを大切に(*^^*)

  • #4

    ホタル (日曜日, 06 9月 2015 10:53)

    「砂時計」好きです♩♬*゜

    いただいたLPを自宅で聴いて

    その映像をYouTubeにアップしたことを思い出して、

    今聴いています。


    イントロの哀愁漂うメロディから引き込まれます(*^^*)

    青い時代もいいですよね!!

  • #3

    ぴあの (日曜日, 06 9月 2015 01:32)

    「婚約」?「電話の後あとで」?「素敵なあなたへ」?
    とっても気になります! 聴いてみたい! 会ってみたい! 
    若い頃のしまむらさん。荒削りのしまむらさん。どんな人だったんでしょう。

    継続より進化を求めて、目指して今に至った素敵なしまむらさん。
    まだまだ進化中のしまむらさん。
    「あの頃、しまむらさんに、
     今を一生懸命生きなさいと教えてもらったから、今がある」
    と言える未来まで、今を頑張り続けてみます。


  • #2

    あっぷる (土曜日, 05 9月 2015 06:02)

    「うわー!33年前のライブ、見てみたぁい!K'sシアターでやってくれないかなぁ?」

    …おっと、早とちりの私(^_^;)

    「あ、CDかぁ、聴いてみたいなぁ…。でも、ま、やっぱり、無理だろなぁ(笑)」

    …っと、自分につっこむ私(笑)

    **

    さてと、エッセイに戻って…。

    「あの頃」があるから、「今」があるということ。

    うんうん、改めて、そう思わせてもらいました(^^)

    「あの頃」があるから、「今」がある。

    うんうん、5年後も10年後も、そう思えるように、今を、今日を、大事に生きようと、改めて、そう思えました。

    KAZUOさん、ありがとうございました(^^)

  • #1

    フェアリー (土曜日, 05 9月 2015 05:58)

    「うわーっ素敵!」
    改めて思いました。
    33年以上も前からホールでのコンサートをしていて、今もたくさんの人に囲まれてコンサートしているなんて、素敵ですよね。
    それも「おじいちゃん」や「ファーストレター」とか、その頃出来てて、今もファンが増えている…
    増えていますよね(*^^*)

    ふと、一発屋の円広志さんを思い出しました。
    すごいヒットしたかもしれないけど、「あの人は今」に、なっちゃってます。

    昔も素敵、今も素敵って生き方が出来ていて羨ましいです。
    「singer」を聴くと涙が出るのはそんな島村さんの姿を表しているからかな?
    「LIFE ON LIVE」という今度のコンサートの題ともリンクして読みました。
    秋のコンサート楽しみにしています♪

58-宿題


第58話 「宿題」  by しまむらかずお

 

  

今日は8月31日。

夏休みの最終日。

 

小学生の頃、この日は

『夏の子ども』(…ああ、懐かしい)をヒーヒー言いながら仕上げていた。

絵画や工作の宿題は、好きなものから先にやる私。とっくに済んでいる。

なのに、この薄い冊子が荷になってくる。

 

もう一つ荷になるのは、日記のたぐい。

ま、思い出しながら、ちょっと創作しつつ、書くことはできるけれど、

困るのがその日の天気。そこまでは覚えていない。

で、誰かに聞いた「大丸へ行ったら出ちゅうと」と。

当時、県内唯一のデパートが顧客サービスにお天気の一覧を張り出していた。

もちろん、行ったさ、自転車こいで。

 

今ならネットで瞬時に見れる。

夏休みの過ごし方は、違ってきているのだろうなあ、とふと思う。

無論、宿題の出方も違うだろうなあ、ご苦労さんである。

 

よく、食事の仕方で話題になるが

好きなものから食べる人と、最後に残しておく人、そのどっち?なんてね。

私の場合、大好きなものというのはなかったけれど

食べにくそうなものを最後まで残すタイプ。

結局、最後に嫌々いただくハメになるのだが。

 

その傾向は今も変わらない。

後に大きなお荷物を残して、ものすごくしんどくなるタイプ。

始めるときは調子いいけれど、始末をつけるのが苦手なタイプ。

知らん顔して放置できるものばかりとは限らないから大変だ。

困ったものです。

 

料理もたまにしないではないけれど

後始末の仕方が分からない。

手先が器用で大工仕事もいっぱいやるけれど

道具の片づけに3日もかかる。

「ま、後でやるわ」と思ったまま、忘れてしまって

次のことに取りかかる…

そんなことはしょっちゅうある。

反省。

 

でも、楽しいこと優先!は当たり前。

人間の本能、男の性(さが)

そんな私には、有能なマネージャーと秘書と助手と会計と、

それと、できれば潤沢な資金を持ったスポンサーがほしい。

男女は問わない。が、できれば女性がいい。

年齢は問わない。が、できれば若いほうがいい。

容姿は問わない。が、好みのタイプだとなおいい。

計5人を公募したい。

書類選考のうえ、面接で決定するので、どしどし応募されたい。

希望者は400字詰め原稿用紙2枚に

KAZUOさんと私」をテーマとした小論文を添えて

必ず写真と通帳のコピーを付けてお申し込みください。

ちなみに、報酬は月末にコーヒー一杯。

なーんてね。(誰が来るかあー!)

 

ま、でも、人が欲しいというのは本当だ。

特にこのところ物忘れが多い。

あっ、うっ、うわー、などと叫びながら

慌てて電話掛けたり、パソコンに向かって大急ぎで書類作ったり、

困ったもんだ。

誰か私を管理してー。

自己管理やセルフコントロールができる人のことを「大人」というのだ。

子どもが抜けないまんま、歳喰っていく私。

困ったもんだ。

 

そんな私なのに、なぜか作りかけの歌は憶えている。

不思議なものだ。

私のパソコンには『作曲中』と名付けたファイルがある。

気が向いた時に開くのだが、

無論音符はなく、仮のタイトルの横に『5弦の2フレット』などと

始まりの音だけが書いてある。

それだけで思い出して歌えるのだ。

この点だけが天才肌である。

 

例えは悪いが、認知症を患ったお年寄りでも

小さい頃歌った歌はスラスラと歌えるのだそうだ。

歌というのは不思議なものだ。

「雀百まで歌を忘れず」という言葉もある。

そうだ! 憶えて置くべきことは、歌にしておけばいいのだ!

…そんなこと、できるかあ!

 

宿題とは、その人に宿る課題のことである。

もしも人生に宿題というものがあるのなら

それは何だろう。

「宿」のつく言葉には「宿命」という言葉もあるが、

それは、自分で決めたものではないものと、

自分で意識するものの、その両方なのではないだろうか。

どこに生まれたか、誰の元に生まれたか、どんな時代に生まれたか。

…それは自分が決めたものではない。

しかし、どう生きるかは自分で決めるものだ。

 

どう生きるか…いくら歳を重ねても

それは永遠の宿題だ。

もしかしたら、それを求め続けることが、

「生きる」ことなのかも知れない。

 

10月23日の秋のリサイタルのタイトルは、「LIFE ON LIVE」。

そのかたわらにキャツチ・コピーを入れた。

「生きているから、歌うんだ」と。

         (2015.8.31)

 

 


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(注)文章の内容がこの欄にふさわしくない場合には、掲載しない場合があります。ご了承ください。

コメント: 6
  • #6

    実香りん (木曜日, 03 9月 2015 10:22)

    私も、夏の子供は嫌いでした。1ヶ月の天気等、予想で書いてたほど、だけど夏休みは大好きでした。今でも子供と夏休みを奮闘してます。

  • #5

    少女A (水曜日, 02 9月 2015 17:52)

    お母さんに秘書の応募すすめました(>_<)

    宿題なんて大嫌い!!!( 現役小学生の叫び)

  • #4

    sakura (水曜日, 02 9月 2015 04:35)

    思い起こせば、夏休みの終わり
    台風が来る事を祈ってましたね〜

    私は間違いなく“好きな物から食べる派”
    ぴあのさんのお母さんの言う通り!お腹が空いている時が一番美味しい時(o^^o) だものね♪

    あと、楽しい事を後回しにしてしまうと、明日生きてる保証は何処にも無くて、
    たくさんの命を見送るのが私の宿命だったのかな?
    そんな生き方をして来ると“今”生きている、出来る事があることが貴重だなぁと思います。
    “今”一緒に周りに居てくれるみんなに感謝して、出来る事を一生懸命やって、笑顔で居られる時間を過ごせたら幸せですね。

    そうそう
    島村さんにも、有能なマネージャーとetc.それも若くて、好みの方5人が集まります様に(*^^*)

  • #3

    みゅ (火曜日, 01 9月 2015 20:43)

    贅沢な悩みですね~♡

    KAZUOさんと私の応募していいですか????

    若い
    好み
    女性

    すべて、あてはるのは
    この私だけでしょう( ´艸`)

    書類選考を突破しますよッッッ
    (o´∀`)b

    さあて、原稿、原稿♡

  • #2

    ぴあの (火曜日, 01 9月 2015 18:32)

    人生の宿題・・・。
    学生の頃は、宿題をするだけで、大変だと思ってたけど、
    今思えば、あの頃は学校の先生が課題を与えてくれていました。
    どう生きるか、自分で自由に決めることはできるけど、
    自分以外に誰も責任は取ってくれません。
    代わりに、私の人生を歩いてくれる人もいません。
    自分に、課題を与えながら、今を生きていると実感しながら、
    今を生きていかないかんなと、考えさせられました。

    前半は、大笑いしながら、読んでましたが。
    そう言えば。わたしは、子どもの頃は嫌なことから片付ける子でした。
    嫌いなものから食べて、大好きなものを食べるときはおなかいっぱい。
    でも、母親は、好きなものから派。
    大人になって母に、「おなかいっぱいで食べても、おいしくないやんか。」
    と言われました。
    あれ?残したらいかんき嫌いなものから食べなさい、って私に教えたのは、誰?




  • #1

    あっぷる (火曜日, 01 9月 2015 17:00)

    KAZUOさま♪♪

    せめて、コーヒー5杯くらいにベースアップを求めて、応募しようとしましたが(笑)

    マネージャー?
    秘書?
    助手?
    会計?
    スポンサー?

    …不器用で足手まとい(^_^;)

    女性?
    若い?
    好み?

    …戸籍が女性というだけ(^_^;)

    **

    応募はあきらめます(笑)

    でもでも、「10/23」は、忘れずにラヴィータへお越しくださいね〜(^^)



57-さてと


第57話 「さてと」  by しまむらかずお

 

  

 

冒頭ながら、フーッと一息

大きなため息をつかせてもらおう。

 

あ~あ、疲れたー。

土佐弁で言うと、おーの、まっことダレチュー。

 

よさこいが終わってすぐに全国誌の編集に取りかかったけれど

それもなんと280ページに及ぶもの。大変でした。

その後、先週末のチャレ・セミ(高幡広域少年少女チャレンジ・セミナー)

60人もの子どもたちと、怒涛の3日間を終えて、その束の間、

溜めこんでいた各種の企画立案がメジロ押し。

9月12日のKsシアター、10月23日の秋のリサイタル

そのためのプログラムづくり、練習への手配。

チラシやポスターのデザインや原稿づくり。

さらには来年3月12日に、かるぽーとで開く「東の空へ歌よとどけⅨ」…

特にこれは、今日が高新厚生文化事業団への助成申請の締め切りでした。

 

出演団体8団体、出演者100人を超える大きなイベント、

その依頼とプログラムだけでも、ちょっと大変で

しかも、予算立てまで必要で、フーフー言いました。

でも皆さんのご理解もあって、とってもいい企画になりました。

先ほど、無事申請を済ませたところです。フーッ。

 

私は海が好きですが、

その波が沖から徐々に高くなってきて

ついに崩れるがごとくに押し寄せて来たような

ここ1週間でした。

 

仕事は溜めこむものではなく、ちゃんちゃんと片付けてゆくもの。

それは分かっておりまするが、

私どもの仕事と言いますものはですねえ、

まったくの単純作業はひとつもございませぬ。

無から有を作りだすものでありまして、

カッコよく申し上げますと、実にクリエイティブなものであります。ハイ。

ですから、思いつくまでは進まない、

右脳のフタが開かないと、できないもの。

要はまことに気まぐれなもので、

時間さえあればとか、

もっと手前から取り組めばなどというものではなく、

そうような難儀なものでございまする。ハイ。

 

てな訳で、このところ何とか無事に右脳も開いて

一気に大きな集いを組み立てて

培ってきた人脈を活かして、出演依頼もすべてOK

我ながら大したものだ。

…ということに今日はしておこう。

その企画が助成につながるかどうかは

そのうち高知新聞に発表されることでしょう。

「いかんかったらどうしよう」…ふっと、不安がよぎるけれど、

ま、それはそれ、そうなりゃまた別の取り組みを進めるさ。

とにかく、大きな山は越えた。

一応、ひと息つこうと思う。

 

さてと…

まもなく「カノンズ」の練習が始まる。

新曲の録音もしなくては。

あ、そうだ。シアターのDMもプリントしなきゃ…。

「さてと…」と言ってみたけれど

なかなか心がフリーにならない。

激しい運動の後のように、まだ脈拍が上がっていて

何度も深呼吸して、体を平常に戻す…

そんな時間が必要なようだ。

 

さてと…

まずはお腹一杯メシ喰って

録画ドラマでも見ながら、ボーッとするかあ。
そのうち、寝てしまうかも。

 

一度頭を空っぽに…

そんなにうまくいくかしらん。

それでは皆さん、おやすみなさい。

(2015.8.28)

 


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コメント: 5
  • #5

    レッド (火曜日, 01 9月 2015 23:04)

    高知新聞に発表されたら、即に、どこかでお知らせくださいね(^^)
    気づかぬうちに、新聞をダンシャリしてしまいそうなので…(笑)

  • #4

    カノン (土曜日, 29 8月 2015)

    多才過ぎるでしょ〜
    一人でそんなにやっちゃって(>_<)
    でも、右脳が開くと一気なんですね。
    一つ一つのイベントを楽しみにしてます。
    スタンプカードとか出来ると面白いかも(*^^*)
    全部クリアしたら何があるかな??

  • #3

    フェアリー (土曜日, 29 8月 2015 15:21)

    すごい!
    充実の日々ですね。
    ため息吐く間があって良かったです(*^^*)

    島村さんにしか出来ない事がたくさん。
    3月は、出演者が100人ですか!
    100人の笑顔に逢えるんですね。
    もちろん客席からも笑顔+拍手の渦。
    想像しただけでもワクワクします。

    どうか しっかり食べて、しっかり寝て、時々しっかり深呼吸もして、
    みんなの出逢いを叶えてくださいね。

  • #2

    ぴあの (土曜日, 29 8月 2015)

    お疲れ様でした。
    無から有を作り出す、しまむらさんの右脳には、いつも脱帽です。
    とっても、楽しみにしてます。

    台風後、朝晩に秋の気配を感じますが、まだまだ、暑いです。
    夏の疲れを残さないように・・・
    深呼吸して、おいしいものいっぱい食べて、ゆっくり寝て・・・
    頑張ってください!



  • #1

    あっぷる (金曜日, 28 8月 2015 21:16)

    さてと…。
    この怒涛のようなエッセイに、どんなコメント書いたらいいのかしらん?

    それにしても、やっぱりKAZUOさんは、こんなチョー濃い毎日が似合う気がするなぁ(笑)

    さてと…。
    そんなKAZUOさんに、刺激を受けて、影響を受けて、アレとコレを済ませようかな♪♪

    …と思えるエッセイを、ありがとうございました♪♪

    **

    右脳が働いた様々なイベント、楽しみにしています(^^)

56-よさこい


第56話 「よさこい」  by しまむらかずお

  

 

おーの、まっこと暑いぜよ。

 

ながーい梅雨が明けた、その途端に訪れた猛暑。

モウショ―がない(笑)

お蔭で、それほど逞しくもないわが体は

外気温とエアコンの差にやられて、ヘバッテしまったぜ。

おーの、ダルイ。

 

そんな中、よさこいの練習は佳境に入っている。

あと5日、リーダーの叫び声は、すでに懇願型に変わった。

『頼むから頑張ってほしい』と。

『分かっちょりまさー』と心でうなづきながらも、

鳴子を持つ手がだんだんと下がって来る。

だって暑いもん。

 

我がチームは「よさこい」の原点、元踊り。

第1回からずっーーーーと、62年。

伝統の踊りを続けている。

いわく、「たかが正調、されど正調、心に響く粋な正調」がテーマ。

高知市役所踊り子隊。

昨年は、祭りそのものの開催が危ぶまれた台風のせいで

たった1日の出場だった。

まったく踊り足らん、祭りだったのだ。

 

かくいう私は、18歳からずっと出場。

踊ってるか、歌ってるか、

出てない時は県外にいる。そんな私なのだ。

 

「よさこい」はいい。

町中がカーニバルになる。

200を超えるチームがそれぞれの地方車(じかたしゃ)に

1000人ホールで使うような、どでかいスピーカーを乗っけて

ピンスポットをぐるんぐるん回しながら

踊り子を率いてそれぞれの、よさこいサウンドを大音量で響かせる。

ま、ピンとこない人には

『右翼の街宣車が200台』とでもいうと、分かってくれるかしらん。

無関係な人にはエライ迷惑だよなあ。

 

そんな轟音の中、しかも暑い中、見る側にいる人はまっこと偉い。

さらに、追っかけしながら見る人は、もっと偉い。

アタシにゃ、できん。

出ているほうがずっとマシ。

どんだけバテてても、お客がいると足も手もさらに上がる。

まっこと、お調子もんを絵に描いたみたいなもんだ。

 

高知のよさこいは、チームごとに歌も音楽も違う。

しかも、毎年変わる。

無論、振り付けも衣装までも、毎年変わる。

『伝統』『継承』なんて、まったく眼中にない。

どれだけ去年より変化をつけるか、それが主催者の常識。

どれだけ他と違えるか、が主催者の目標。

どれだけド肝を抜くか、それが主催者の度量なのだ。

ここでは「継続は力」ではなく、「変化は進歩」である。

まさに「変化を継続させる」というさらに大きな力がここにある。

 

私もその渦の中にいて、これまでにいくつもの「よさこい」を作曲した。

地方車のデザインも描き、衣装デザインまでやってたことがある。

賞にも2度輝いた。

もちろん、地方車に乗り込んで、スピーカーの上で歌っていた。

街なかのアーケードでは、ピカピカのライトの中

ぶっ続けで40分も歌い続けた。

 

それほどまでに、いろんな改革をしてきた自分だが

踊るなら、「やっぱり正調」と決めていた。

変な話だが、それほどに正調が好きなのだ。

正調とはいえ、振りは簡単だ。
30分も踊れば、覚えられる。

ところが、そこが「されど正調」なのだよ。諸君。
簡単なのに、なかなか恰好が決まらない。
フツーにおどると、ダッサイのだよ。お分かりかな。
どうか、私の華麗なる踊りをぜひ、ひと目。

惚れてまうでえー。

 

それにしても暑い。

明日も練習があるのだが

体が持つかしらん。

そう言えば踊り子の手引には

「熱中症の基礎知識」ちゅうのが付いてたなあ。

気をつけよっと。

 

先日、YouTubeで珍しいものを見た。
facebookから飛んで、どこかのよさこいのVTRを見たあと、
その終了後の画面に「第1回よさこいまつり前夜祭」と出たのでクリックしてみた。

今では本祭と並んでビッグ・イベントとなっている、この前夜祭。

その記念すべき第1回。
いくつかの選抜チームが出ているのだが

その中に何と、私の姿が…。

観客の一人として…ではなく、踊り子として…でもなく、

やっぱりそこは芸能人。

もちろん歌い手としてである。

第1回の前夜祭もやはり、中央公園に大きな舞台を組んで開催された。

今と違って全チーム、輪になって踊りを披露している。
その輪の中心に一段高いステージがあって、
歌い手はそこで歌っていたのだ。
当時、シンガーソング・コームインだった私は
テレビ中継でのアップを恐れて、なんとサングラス姿での出演である。
何だか余計恥ずかしい。
でも、ちょっとかっこいい。
なんたって若い。

今とは全くの別人。

見てみたい方は勝手に探してくだしゃんせ。

めっちゃ、変わった曲調に挑戦しておりましたです。

今日の練習終了後、衣装渡しがあった。
ほかのチームと比べると、実に簡素で法被が一枚。

あとは豆絞り、白の短パン、白いたび。
これもフツーに着ると、ダッサイしろもの。
これを粋に着こなしてこそ、正調なのだ。

 

水玉の豆絞りは、小さく絞って輪っぱにして、
額から頭のテッペンに向けてキリリと巻く。
その結びの先は天に向かっている。
実は、ひそかに針金を巻き込むのだ。


胸に巻く白いサラシもその巻き方にコツがある。

フツーに巻くと、たったひと踊りで、腹巻きになっちまう。
息をいっぱい吸い込んで巻き始め、

3巻き目あたりで背中で一度ひねって巻くのだ。
胸はきつく、腹はゆるくがコツである。
そんな秘伝もまた、歴史ある正調ならではのもの。

そんなコツの伝授も私の仕事。

なんてたってこの道47年、正調一筋なんだから。


鳴子のさばき方はもちろん、足のさばき、鼻筋の向きや、首入れなど、

細かなところも少しずつ伝えてゆく。
これらは踊りの振り付けではない、が、ものすごく大事なポイントで、

それがなければ、またまたダッサイ踊りになるのだ。

その違いを書くのは難しい。やはり見てもらわねば。
が、見てもらっても、どこが違うのかは分からない、けれど、どっか違う…

それが粋か、ダサイかの違いなのだ。

ぜひとも分かってほしいものだ。

 

粋に華麗に踊ってしんぜよう。
ま、いずれにしても、楽しく踊ること。
見ている人も、楽しくなる。

そんな踊りが一番だ。

よさこいの本祭は8月10日と11日。
まもなくでーす。

…頑張りマッス。
                            (2015.8.5




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コメント: 6
  • #6

    フェアリー (金曜日, 14 8月 2015 18:15)

    2015年よさこい
    お疲れ様でした☆
    楽しかったですね。
    皆さん盛り上がってましたね♪
    経験がもの言う
    華麗なる踊りをありがとうございました*\(^o^)/*

  • #5

    あっぷる (金曜日, 07 8月 2015 06:12)

    華麗な舞のKAZUOさん…ではなく、キラキラと歌うKAZUOさんを発見しましたぁ〜(^^)

    歌詞の一部は、「よさ来い」でなく、「よさ恋」かしら?、なんて思いました(笑)

    ***

    暑い暑い8月。

    ヒロシマとナガサキより後の本祭。
    8/15より前のよさこい祭り。

    こんな楽しみを、いつまでも続けられる国でありますように…。

  • #4

    sakura (金曜日, 07 8月 2015 00:02)

    やっぱり極めていって、残るのは「正調」なんですね。
    この道47年ですか!
    ギターを抱えて、ライトを浴びて歌うしまむらさんが
    豆絞りをキリリと巻いて、粋に半被を着こなすんですね。
    サラシの巻き方には、ホントにヘェ〜ってつい口に出てしまいました。
    続けて来た方の極めた姿はカッコいい。
    これぞ「よさこい」

    では、粋に華麗に踊る姿を追っかけましょうか。
    惚れてまったらどうしましょう
    (*^^*)

  • #3

    フェアリー (木曜日, 06 8月 2015 23:35)

    見ましたよ〜
    YouTubeで、サングラスをかけて歌う しまむらかずおさんを!
    若い! そして、かなり斬新な音楽と衣装ですね。

    ここでは、「継続は力」ではなく「変化は進化」という言葉にドキッとしました。

    そうなんだ。高知の祭りはそうなんだ。
    だから、飽きっぽい南国の高知で「よさこい」は続いてきたんですね。
    納得! あ、ガッテン!

  • #2

    みゅ (木曜日, 06 8月 2015 06:53)

    おはようございます
    m(_ _)m

    ついに、よさこい本番がきますね。

    高知市役所踊り子隊

    去年は、台風で1日。

    頼んで頂いたお弁当も1日のみ。

    今年は、2日分
    丹誠込めて、作らさせてもらいます。

    これこそ、裏方の仕事であり
    踊り子さんのお腹を満たすためのこと。

    残さず食べて下さいね。

  • #1

    レインボー (木曜日, 06 8月 2015 04:59)

    加齢なる踊り…、もとい、華麗なる踊り、見てみたいものです(^^)

    それから、え⁉︎、YouTubeのサングラス姿?、もちろん探してみます(^^)

    ふっと目覚めた今なので、夜が明けてからにします♪♪

    よさこいよさこい♪♪

    正調、ホイホイ♪♪